・大鳴門橋
徳島の鳴門と淡路島の間の海域には、潮の満ち引きによって世界最大級の渦潮が発生します。
その頭上に架かるのが、大鳴門橋です。
巨大な建築物と、その眼下に見える鳴門の渦潮は壮大です。
大鳴門橋の車両用道路の下には、歩行者用通路の渦の道があり、歩きながら渦潮を見ることができます。
鳴門公園駐車場に車を停め、坂道を10分ぐらい歩いて上ると"渦の道"の入り口があります。
入口に入るとさっそく、張り巡らされた鉄骨と、その隙間から海が望めます。
渦潮は一日2回、渦が強くなるので、事前に ホーム―ページ で確認した方がよいでしょう。
100mくらい歩くと、下が一部ガラス張りになっており、渦潮がよく見えます。
この日は大潮でちょうど干潮の時間だったため、大きく渦を巻いている様子が見えました。
通路の側面が一部ガラス張りになっているところもあり、そこから渦潮と遊覧船が見えました。
天気も良かったため、海の濃い青に白い渦がよく映えていました。
入口から500m弱で渦の道は終わり、その場所でも床面がガラス張りになっていて、ガラスの上に乗ることもできます。
真下に渦潮が見え、まるで自分が宙に浮いているようでした。
来た道を引き返し、渦の道の見学を終えました。
駐車場への帰り道、大鳴門橋記念館という施設があったので入ってみることにしました。
どうして渦ができるのか?どのようにして大鳴門橋が作られたか?が解説されており、大人が見ても面白い展示でした。
その施設の屋上から橋を一望することができ、雲一つない青空と、海の濃紺に真っ白な橋梁がとてもきれいでした。
記念館を出てすぐのところに展望台もあったので、立ち寄ってみました。
違う角度から橋と淡路島、渦潮の白波を見ることができ、きれいな景色でした。
・祖谷渓
吉野川の源流によって削られた、急峻な渓谷です。 四国の山深くにあるため深い緑に囲まれ、絶景ポイントが多数あります。 今回は、香川から南下して向かいました。
国道32号線はきれいに整備されていてドライブとしても楽しいです。 道路のすぐ脇は断崖絶壁で、所々に設置されている停車スポットに車を停めると、その絶景を眺めることができます。 道路に並行して走っているJR土讃線では、観光列車が時々走っています。
景色を見ながら進んでいると、小歩危の看板と大歩危の看板が出てきました。 どうやら特定のスポットを表しているわけではなく、ここら一帯が大歩危小歩危と呼ばれているようです。 景色を見るため、リバーステーションという施設に車を停めました。
100円で入れる展望スペースに行ってみました。 深緑の山が鋭くV字に切り込まれ、その底には荒々しい岩肌と、透き通ったグリーンの吉野川が流れています。
対岸には線路が敷かれていて、ちょうどいいタイミングで電車が通りました。 山の緑に囲まれた中を、黄色い車体が通っていくのには目を引かれました。 電車で渓谷をまじかに見ながら旅するのもいいなと思いました。
ここでラフティングなどのアクティビティを体験できるようですが、今回はスルーです。 さらに南下すると、道の駅 大歩危があります。 ここでも、急峻な渓谷の景色を楽しめます。 川の色が深い緑色で、本当にきれいでした。
ここから県道32号に逸れて、かずら橋を目指します。 カズラ(ツタのような植物)を使って作られたつり橋で、人が渡ることができるそうです。 先ほどまでの道とは違い、グネグネの山道をしばらく走るらないといけません。 ここは観光地として整備されていて、有料(¥300~400)の駐車場に車を停めます。 深い森の中にひっそりとつり橋がかかっていて、その下には深緑の清流が流れています。 近くにで見てみると、カズラが幾重にも編み込まれていて、橋は意外とごついです。
県道32号をずっと北上して帰ることにしました。 途中の道沿いに絶景スポットが点在しています。 しかし、走り始めてすぐにめちゃくちゃ山道になって後悔しました。 グネグネですれ違えないような細い道がずっと続きます。 その分景色は素晴らしいのですが、正直、それを楽しむ余裕がなかったです。 時々車を停めるスペースがあり、せっかくなので"ひの字渓谷"と呼ばれるスポットに駐車しました。 その名の通り、ひらがなの"ひ"のような川の流れになっています。
引き続き山道を進み、ようやく国道の大きい道に出られました。 次からは、山道はやめとこうと思いました。
・眉山
徳島駅のすぐ近くの小高い山です。
車やロープウェーで登ることができ、頂上には展望台が整備されています。
市街地は平たんな地形なので、駅回りの様子や吉野川周辺、瀬戸内海などが遠くまで見渡せます。
展望台の近くには、代表的な建物や、吉野川にかかる橋、遠くの山の名前などの説明書きが書かれているので、景色と見比べるのも楽しいです。
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